イベントレポート

2025年5月21日（水）～25日（日）までの5日間、浜松市の中田島海岸および遠州灘海浜公園（愛称：凧場公園）でワールドサーフリーグ（WSL）公認のサーフィン国際大会「Sumatran Surfariis Hamamatsu Open Nami Matsuri powered by YAMAMOTO co.,ltd.」が開催されました。また本大会にあわせて24・25日の2日間はイベントタイトルでもある「濤祭（なみまつり）」の一環として様々なアーバンスポーツなどを楽しむことができる複合型イベントも同時開催されました。（浜松市後援事業）本大会とイベントは地元浜松市内のサーフィン関係者で組織される「HAMAMATSU OPEN ORGANIZATION」により主催されました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サーフィンを通じて新しい賑わいとコミュニケーションの空間をここ地元浜松で実践していこう！という想いが今回の大会に込められているそうです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※「スペシャルトピックス」に本大会に向けた主催者の皆さんの取材記事が掲載されています。（コチラからご覧いただけます。）

会場となる遠州浜に続くエントランスに設置された大会モニュメントはまるで神社の入り口のよう。日本で開催される国際大会ということで「日本の祭り」を意識したという「凛」としたイメージが漂っていました。モニュメント両側にそびえたつ大きなのぼりもインパクトがあって「カッコ良い！」です。

そして、まるで境内に向かうような階段は「防潮堤」の階段。ここをのぼると目の前に競技会場となる遠州灘の大海原がひろがります。

波のコンディションもよく、次々と各クラスの競技が行われていきます。競技は2人で波に乗る技を競い合うもので、時間内で多くの得点を得られた方が勝者となり勝ち抜いていくというスタイル。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大会期間中の模様はYOUTUBEでライブ配信されていました。

大会中のワンシーン。地元のプロサーファーも参戦！写真は本サイトのスペシャルトピックスにも登場いただいた刑部樹真さん。　　　　たくさんの地元の仲間の「じゅしーーーん！がんばれー」という応援を受けて元気に海にむかっていきました。

大会は男子・女子それぞれのショートボード・ロングボードの部門、そしてキッズ対象のスーパーキッズチャレンジ部門で競われました。「サーフィン大会ならでは」の光景がとても刺激的でした。

本大会では「インクルーシブスポーツ活動の一環」として障がい者の方のサーフィン体験会も行われました。波打ち際まで車椅子などで行けるように専用マットが敷かれていました。

本大会に出場した地元プロサーファーの皆さんもサポートとして加わり、みんなで海に向かいます。

ロングボードに乗って、いよいよサーフィン体験が始まります。

みなさん、ナイスライド！でした！

最後は全員で記念撮影！みなさんの満足感を感じることができる笑顔が印象的でした。

そして防潮堤を挟んだ北側の凧場公園では、アーバンスポーツをはじめとしたさまざまなジャンルの出展やステージイベントなどが開催されました。サーフィンを知らない人でも十分に楽しめるイベントは、家族連れなど多くの来場者でにぎわいました。このような空間が地域を盛り上げる活力に繋がるのだなと実感。

スケートボードは本格的な「ランプ」が登場！

キッズBMXコーナー

キックボクシングのコーナー！本格的なリング登場に会場は大盛り上がり！

移動式の「サウナ」も登場！

ステージイベントも、様々なジャンルのアーティストの皆さんが登場して盛り上がっていました！

主催者である「HAMAMATSU OPEN ORGANIZATION」理事長の加藤さんや竹内さんも発見！あちこちに忙しそうでしたが、元気いっぱいで会場の運営をされていました。

事務局長の金原さんも、自ら誘導棒を脇に奮闘中！！

イベントのクライマックスは「Sumatran Surfariis Hamamatsu Open Nami Matsuri powered by YAMAMOTO co.,ltd.」の表彰式。各クラスの上位入賞者による表彰がイベントステージにて執り行われました。競いあってきた選手たちはみんなとても良い笑顔です。男子＆女子　スーパーキッズチャレンジ部門

男子LQS部門　プレゼンターには浜松市の山名副市長も駆けつけ栄誉を称えました。

女子LQS部門

男子＆女子 QS部門

仲間からはこんな祝福も！

イベント終了後は関係者や選手など全員で記念撮影。空もはきれいな青空に！みんなでこの大会をつくりあげているという一体感を感じました。

サーフィンの国際大会というだけでも見どころ十分ですが、とにかく盛りだくさんの2日間でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　浜松で開かれるサーフィン大会に大きな波を！という想いと新たな可能性を体感することができたイベントでした。